就職活動を行っている人は、興味のある会社がどんなことをやっているのか、仕事のやりがいは何なのか、どんな人が働いているのかと、気になることはたくさんあるでしょう。
分譲マンション「キングマンションシリーズ」などの開発を行っているマンションディベロッパーの阪神住建。阪神住建は不動産事業を軸に、スパワールドの企画・運営やホテルの運営など、様々な事業を展開しています。
今回は、そんな阪神住建で働くスタッフの声を紹介します。
Nさんは、幅広い事業を行っている阪神住建で様々な仕事にチャレンジすることで、レベルアップできる環境だと感じて入社したといいます。
最初に配属された用地部は、マンションや商業ビルなどを建築する土地の購入が主な仕事だったそうです。毎日のように銀行や不動産仲介業者を訪問して情報収集していたとのこと。年間何百件という膨大な量の情報を集めても、成約に至るのは数えるだけのようで、だからこそ1件の成約にやりがいを感じたそうです。
会社から土地購入を承認してもらうには、関連部署に協力してもらい、説得力ある設計プランを作る必要があります。例えば分譲マンション建設用の土地の仕入れであれば、その土地にどんなマンションを建てれば購入してもらえるのか、さらに建設費、収益を確保できる住戸数などトータルで検討してプランを作成するそうです。
仕事の中で特に思い出に残っているのは、配属2年目に約4億円で購入した土地だといいます。今は阪神住建のビジネスホテルとして、海外の利用者にも喜んでもらっていることが嬉しいと語っていました。
Nさんはその後、再生可能エネルギー事業の立ち上げに伴って新設された環境エネルギー事業部に異動になりました。地球環境に気を配ったクリーンエネルギーのことを「再生可能エネルギー」と呼び、地球温暖化対策や資源保護に役立つそうです。今、阪神住建が運営している太陽光発電所が全国で31ヶ所あり、フル活動しているとのこと。Nさんは発電所の建築用地の情報収集並びに、事業収支計画の作成に従事したといいます。地熱、風力、バイオマス発電の導入検討では、事業として成立するのか、講習会に参加したり専門業者を訪ねたりと奔走し、リスクや利益などを検討していたそうです。残念ながらそれらは導入にならなかったそうですが、貴重な経験としてNさんの成長にも繋がったそうです。
そして現在は総務部で人事に関わる業務を担当しているとのこと。採用をはじめ、就業規則、コンプライアンスなど社内組織がスムーズに回るように環境を整える立場になったといいます。これまで以上に知識を身につけ、組織全体を見ながら支えていける存在になりたいとのことでした。
様々な仕事を経験し、それが自身の成長に繋がったようですね。まだまだ勉強が必要とのことで、阪神住建では努力家で向上心のある人が働いているようです。